素行調査を自分で
素行調査は自分でできる？
素行調査を「証拠撮影しないで確認だけだから自分で」と考える方もいらっしゃるようです。
撮影しないとしても、
と言わざるを得ません。
素行調査を自分で行う問題点
尾行
探偵が顔見知りを調査することを想定した場合、最も嫌うのが尾行の部分です。
法人様で、調査対象者と面識のない部下に調査させるのもNGです。
公安委員会に届け出をしている探偵以外の人間が尾行するのは迷惑防止条例やストーカー規制法に接触します。
「とりあえず自分たちでやってみて、、、」が取返しのつかない事態になり、その後に探偵に依頼しても断られるケースも出てくるはずです。
張り込み
近年特に長時間の張り込みは経験・技術がなければすぐ通報されます。
調査対象者と面識のない部下に調査させるのもNGです。迷惑防止条例やストーカー規制法に接触するため、 逆に訴えられることになりかねません。
撮影
あらゆる行動調査において、撮影は必ずあるものといっていいものですが、 バレずに証拠収集として撮影するには無理があります。
素行調査においては自分で調査することがそもそも違法であり、バレずにできないものであるため、 「警察の目の前で違法行為をするようなもの」とお考え下さい。
自分でできること
調査対象者の行動パターンなどが少しでもわかれば、探偵としては調査が行いやすいですが、 正確な行動パターンを把握するのは困難であり、過去の調査結果からもご依頼者様からの事前情報とは違う動きをするが 多いのが実情です。
それよりも、「調査対象者を疑っている」ということを調査対象者に伝わらないようにすることが最優先です。 大前提として調査対象者に不信感や違和感でさえ、致命的なものとお考え下さい。
法人様ならば特に他の社員などから情報が漏れることを警戒して下さい。
組織の中で人は空気を読み合っています。
言葉にせずとも、伝わることは多いです。
とならないよう、注意が必要です。
