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探偵業界

謎の多い探偵業界。どんな業界なのかなど。

探偵業界 

探偵の数

探偵は全国で届け出を提出している数(営業所の数)は、法人・個人合わせて約6000と言われています。

その中で、全く業務を行っていない業者もかなりの数に上ります。

その数は届け出数の半数以上とも、もっと多くの割合とも言われています。

毎年、新規届け出数と廃止届け出数はそれぞれ600~700ほどあり、 届け出数ベースでみると毎年600~700の探偵が生まれ、同様の数の探偵が消えていっていることになります。

探偵の技術水準

経験を積み、まともに業務を遂行している探偵は、一定水準の技術を持っています。

報告書を見れば、どのような系統(流派と言えば伝わりやすいでしょうか)の探偵で、どのような機材でどのように調査したのか、 ある程度の系統を経験してきた探偵であればわかります。

行動調査であれば、経験してきた系統がバラバラであっても、経験を積んでいる者ならば、 各探偵が初めて会って合同で調査をしたとしても、連携は難しいでしょうが、 それなりに調査として一定水準の結果は得られるかもしれません。

それほど、探偵の業務はパターン化され、セオリーがあります。(もちろんそれだけではないのですが)

それでも、近年では技術の差が大きくみられ、「探偵にしか気づけないレベル」から「誰でも報告書を見比べればわかるレベル」 にまで広がっています。

探偵の経験がない探偵?

稀にどの系統にも属さず、調査内容も素人としか思えない酷い報告書を目にすることもあります。

おそらく、素人が経験もなく、開業したのでしょう。

そのようなところも残念ながら存在します。全く業務を行っていない業者の数を想像するに、 多くの素人が存在すると思われます。

まだまだ成熟していない業界

探偵業法が施行されてから10年、15年となっていますが、まだまだ成熟していない、未熟な業界です。

素晴らしい同業者ばかりだとは言えなく、ご依頼者様にはわからないことをいいことに足の引っ張り合いや誇大広告、 嘘まであるのが残念ながら探偵業界の現状です。

弊社としましては、直接的な足の引っ張り合いや誇大広告合戦、嘘などもっての外で、そこに参戦したくないという思いです。

一生に一度あるかないかの窮地にご依頼されるのが探偵です。

そのようなときだからこそ、どうか、良い探偵に巡り合えることを心より願っております。

見えない価値(探偵選びの難しさ)